酸が歯は溶かす「酸蝕症」
投稿日:2015年4月15日
カテゴリ:歯科衛生士BLOG
細菌の関与がなく、体内外に由来する酸によって、歯が溶ける病気を「酸蝕症」と呼びます。
原因としては①清涼飲料水、スポッツドリング、アルコール飲料、果汁、酢などの過剰摂取。
②逆流性食道炎など胃酸による。③ビタミン剤、アスピリンといった酸性の薬剤を
多く服用するなどのケースがあります。
症状としては、しみる、噛むと痛いなど虫歯の症状に似っています。
最も簡単な予防法は、酸性飲料水などの摂取を少なくすること。そしてダラダラ飲みはやめて、
摂取後は、水で漱ぐとよいでしょう。
歯を溶かす酸のPH(ペーハー)は5.5以下で、数値が低いほど酸性度が強くなります。
胃酸のPHは1〜2、コーラ飲料は2.2、栄養ドリングは2.5、レモンは2.0、ワインは2.3です。
自分なりの予防策を講じてください。
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