海の象の牙 篠崎 歯科

投稿日:2017年9月5日

カテゴリ:歯科助手・受付BLOG

”海象”と書いて、何と読むかわかりますか?
海にいる、大きな体と牙を持ち、群れで生活する生き物…
答えは、セイウチです!

彼らの大きな牙は、上顎の犬歯にあたります。
個体によっては体重1トンを超える彼らの牙の大きさは、根っこも含めるとオスで1m、メスで80cmにもなるそうです。
では、その牙は何に使っているのでしょうか?
捕食のため?見せびらかすため?戦うため?
正解は…主にメスをめぐる戦いに使います。
オス同士牙の大きさだけで勝敗を決することもあれば、牙で戦うこともあります。
より大きな牙は、セイウチ界ではステータスになるのです。
時には
以前は牙を使って貝を掘り出し、割って食べると考えられていましたが、今では敏感なヒゲや口先を使って貝を掘り出し、貝の隙間から中身を吸い出して食べることがわかっています。
凄まじい吸い込む力ですね…!!
ヒゲや口先は非常に敏感・器用で、水族館ではホルトをまわしたりペンキをはがしたりと悪戯をして飼育員さんを困らせることもしばしばだとか。
水族館で見かけたら、観察してみてくださいね!

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