脱灰と再石灰化 篠崎 歯科
投稿日:2017年10月20日
カテゴリ:歯科衛生士BLOG
みなさんこんにちは。
ずいぶん寒くなりましたね。
風邪が流行ってきているようなので暖かくしてお出かけください)^o^(
今回は お食事をしたあとのお口の中が
どういう環境になるのかについて、書きたいと思います。
まず、みなさん飲食をすると、お口の中は酸性になります。
たべるものに関わらず、です。
そのせいで歯の表面のエナメル質からリンとカルシウムという物質が溶け出していきます。
次に食後30分くらいで唾液のもっている働きによって
お口の中は中性に戻ります。
その後、溶け出したカルシウムやリンが歯の表面に取り込まれて結晶化していきます。
このようにお口の中は常に脱灰と再石灰化が行われているのです。
2つのバランスが取れていれば、むし歯は出来ません。
この再石灰化を助ける、脱灰の抑制をしてくれるのがフッ素の働きです。
むし歯予防の為にフッ素を上手に使いましょう!
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