だ液には免疫作用が 篠崎 すぎもと歯科
投稿日:2015年8月12日
カテゴリ:歯科衛生士BLOG
虫歯菌が酸を出し、歯のエナメル質からミネラル分が溶け出すことを 「脱灰」といいます。「脱灰」が始まるのは、Phが5・5よりも下がった時です。
しかし本来、人間には免疫力があります。
例えば、口の中の働きでいえば、だ液には消化作用や潤滑作用などだけでなく、酸性になった口内を中性に戻す緩衝作用があるのです。また、だ液に含まれるミネラル分は歯の再石灰化を促します。
虫歯の予防方法を考えてみましょう。
①必要以上に細菌にえさ(しょ糖)を与えないこと。②できる限り早く歯磨きをしてプラーク中の酸を取り除くこと。③酸に強い歯を作るために、フッ素を使用することです。
以上のことを実践するだけでも、虫歯予防になります。
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