歯周病菌がインフルエンザ感染を助長   篠崎 すぎもと歯科

投稿日:2015年11月24日

カテゴリ:ドクターズBLOG

毎年、この時期に流行し、大きな話題となるインフルエンザ。

予防接種を受けたり、マスクをしたりと様々な方法で

皆さん対策をしているとは思いますが、歯周病菌の一つが

ウィルス感染を助長している可能性があることを

御存知ですか?

 

インフルエンザウィルスは、表面にあるタンパク質が タンパク質分解酵素の作用で

変化すると感染力が高まります。

通常、この変化は、喉や鼻などの呼吸器官の細胞が持つ

タンパク質分解酵素の作用で起こりますが、

歯周病菌のひとつであるジンジバリス菌が産生する酵素でも

その作用を起こす可能性があるそうです。

 

よってインフルエンザ感染予防において 口腔ケアもとても重要であると言えます。

口は身体の入り口

口腔内を清潔に保つことは全ての病気のリスク低下に繋がります。

痛みはなくても定期的に歯科医院でケアしてもらいましょう!

 

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