歯周病の始まり 篠崎 すぎもと歯科
投稿日:2016年4月8日
カテゴリ:歯科助手・受付BLOG
歯周病は歯を失う原因のなかでもリスクの高い病気です。歯周病にになる原因は歯垢です。歯の表面には毎日ネハネバした膜状の物質、歯垢(プラーク)ができて、歯と歯肉の間に溜まっていきます。歯垢1mgには約1億個の細菌の活動が抵抗力を上回ると、歯肉は炎症を起こします。歯周病の発症=歯肉の炎症をそのままにして手入れを怠っていると、炎症は悪化し、歯と歯肉がはがれて歯周ポケットができます。歯垢はこの中にますます溜まり歯周の組織に炎症を広げて歯周病が始まります。成人の歯の損失原因=日本人の歯周病の状態は、全体では71%、40~69歳では85%に何らかのトラブルが認められます。歯周病は進行すると、歯を支えている歯槽骨が溶けだし、時には支えていた歯が抜け落ちてしまいます。歯周病の菌は体の中に入ってしまうと全身疾患を起こしてしまうこわい病気です。
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