歯周病と全身との関わり 篠崎 歯科

投稿日:2016年7月22日

カテゴリ:歯科助手・受付BLOG

歯周病と心疾患の関わり

歯周病の人は健康な人とくらべ、心疾患のリスクが約2.8倍と報告されています。歯周組織を破壊して体内に入り込んだ歯周病菌は、血流にのって心臓まで到達し、血管や心臓の弁などに付着して疾患を誘発すると言われています。

歯周病と糖尿病

歯周病の人は健康的な人に比べ、糖尿病になるリスクが2倍以上と報告されています。歯周病菌の毒素やつくりだされる炎症物質が、血糖値をコントロールするインスリンの働きを妨げ、糖尿病を悪化させるのです。

遺伝や習慣・環境との関係

精神的肉体的ストレス、不規則な食生活、喫煙などは、身体の免疫力を低下させ歯周病を悪化させます。歯周病でなやんでいる方は、体質や生活習慣や生活環境なども似ていることを自覚して、歯科医院で定期的に見直していきましょう。

歯周病は、歯とお口の健康だけでなく、全身の健康と深く関わっている事がわかっています。

自覚症状の乏しい病気ですので定期的に見直すとともに、我々と常に良い状態を保っていきましょう。

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