バイオフィルムってどんなもの? 篠崎 歯科

投稿日:2019年1月22日

カテゴリ:歯科衛生士BLOG

こんにちは。
寒い日が続きますね。
乾燥しているとウイルス感染しやすくなりますので、みなさん加湿器を上手く利用してくださいね。

バイオフィルムという言葉、
聞いた事があるでしょうか。

バイオフィルムとは、細菌が増殖する時に作り出す、フィルム状のものを指します。これが作られることで、病気の発症やその後の進行に深く関わることが分かっています。

むし歯や歯周病も、
バイオフィルムによる感染症なのです。

お口の中以外にも、様々なところにバイオフィルムは存在します。人工関節やコンタクトレンズにも見られるものです。

バイオフィルムは、細菌が作り出すフィルムの中に細菌を包み込み、外敵をシャットアウトしてしまいます。これは、抗菌作用のある薬などを使っても中には浸透せず、この中で更に細菌を増殖させてしまいます。

これを剥がすには、物理的な方法で落とす他ありません。時間が経つとブラッシングだけでは取り切れないものになってしまうので、簡単に落とせるうちに、定期的にクリーニングで除去することが大切です。

いかがでしょうか?

ご自宅のセルフケアだけでは完全にプラーク(歯垢)を除去する事はむつかしいのです。定期的にクリーニングを続けて、綺麗なお口の中を保っていきたいですね(*^。^*)

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