指しゃぶりの影響 歯科 篠崎
投稿日:2019年12月7日
カテゴリ:歯科助手・受付BLOG
皆さんこんにちは。
本日は、こどもの指しゃぶりについてお話します。
*歯の健全な発育に影響する時は要注意*
こどもの指しゃぶりは生理的なもので、多くの場合、外遊びを始める4歳〜5歳までにはだんだんと減っていき、やがて自然となくなります。
【歯並びやかみ合わせに影響します】
成長しても指しゃぶりが治らない(回数が減らない)ケースは注意が必要です。長期にわたる指しゃぶりは、歯の健全な発育に悪影響をもたらすことがあるからです。乳幼児の弱い歯ややわらかい歯肉は変形しやすく、指しゃぶりを続けていると、出っ歯や開口(前歯が噛み合わず開いたままになる)といった歯並びや噛み合わせの異常を起こします。また、上顎の歯列の横幅が狭くなる(歯列狭窄)、下顎が後方に押しやられるなど、顎の関節や口の周りの筋肉よ発達にも影響してきます。
【指しゃぶりの原因は?】
指しゃぶりがなくならない原因は、乳幼児期の指しゃぶりが習慣化して癖になっていたり、心理的な要因でも引き起こされると言われています。無理に辞めさせるのではなく、お子さまと積極的にスキンシップをとって、気持ちを安定させてあげることも大切です。
⚠︎4〜5歳になっても指しゃぶりが治らないようでしたら、歯医者さんに相談しましょう。
■ 他の記事を読む■