親知らずについて 篠崎 歯科
投稿日:2019年12月26日
カテゴリ:未分類 歯科助手・受付BLOG
親知らずとは、永久歯(上下で28本)が生え揃ったあとで一番奥に生える第3大臼歯のことです。お口の中に親知らずの生えるスペースがないとき、その親知らずが原因で周囲の歯や歯肉が炎症をおこすことがあります。炎症が悪化した場合はお口全体の健康を守るために抜歯することもあります。
ー埋伏智歯ー歯は支えがないと前や上に伸びようとします。歯肉に埋まった親知らずが前方の第2大臼歯を圧迫すると歯列に影響して歯並びを悪くします。また、第2大臼歯の根を溶かしたりします。このような場合、炎症を未然に防ぐために抜歯することがあります。
ー智歯周囲炎ー歯は、生えてくる途中は歯肉がかぶさっており、お手入れ不足で虫歯や歯肉に炎症を起こします。親知らずの場合は一番奥に生えるので磨きにくい上、周囲の組織は炎症が広がりやすい構造をしています。そのため、感染が起きると頬やあごの腫れ、喉の痛み、筋肉の炎症、発熱といった激しい症状がおきます。こういう時は、抜歯して炎症を鎮めざるを得ません。炎症が起きたら軽く考えずに早めに受診してください。
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