フッ素の効果 篠崎 歯科
投稿日:2020年2月23日
カテゴリ:歯科衛生士BLOG
皆さん、こんにちは。
今日はフッ素とむし歯予防についてお話させて頂きたいと思います。
歯を守る為には、フッ素が大切ということはご存知かと思いますが、フッ素のむし歯を予防する働きには3つあります。
まずは、歯質の強化です。歯はフッ素を取り込むと、酸に強いフルオロアパタイトという結晶に変化します。
2つ目は、脱灰の抑制と再石灰化の促進です。フッ素が口の中にあると、歯の成分のリンやカルシウムが溶け出す作用(脱灰)が抑えられ、溶け出していたリンやカルシウムが歯の表面に戻る作用(再石灰化)が早く進みます。
3つ目は、むし歯菌の活動性を抑制 フッ素は、むし歯菌が酸やネバネバした物質を作り出す力を弱めます。また、細菌の生育そのものも抑えます。口の中では脱灰と再石灰化が常に行われています。2つのバランスがとれていればむし歯は発生しません。
そこで、予防に効果的なフッ素の使い方をして頂きたいと思います。ご自宅での、セルフケアにフッ素入り歯磨き粉を使っていただいたり、定期的に当院でのフッ素塗布をさせていただくと より効果的かと思います。
スタッフ一同お待ちしております。
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