子どものおやつと飲み物 篠崎 歯科
投稿日:2020年8月19日
カテゴリ:歯科衛生士BLOG
みなさん、こんにちは。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
今日は子どものおやつと飲み物についてお話しします。
みんな大好きなおやつですが、お口の健やかな成長の為に、周囲の大人が配慮して適切におやつを与えることが大切です。
特に注意が必要なこと
・食べる回数が多い(口の中がいつも酸性になる)
・やわらかい食品(食べカスがつきやすい)
・砂糖の多い食品(むし歯菌のエサが豊富)
・歯磨きが不十分(歯垢が残る)
上記のことを注意するには
○与える時間を決め、ダラダラ食いをさせない
○砂糖を使わない食品を心掛ける(果物やチーズなど)
○飲み物は水かお茶にする
○食べたら歯磨きをする
特に今の季節はスポーツ飲料をよく飲まれると思います。
スポーツ飲料はpH3.6〜pH4.6という酸性度の高い飲み物です。子どもの歯はpH5.7、大人の歯はpH5.5で溶け出すので、スポーツ飲料をいつも飲んでいると、口の中は酸性化し、表面のエナメル質が絶えず溶け出す状態になります。
適切な量や時間、食べたら口をゆすいだり歯磨きをしたりすることを心掛けて、楽しいおやつの時間にしていけたら良いですね!
■ 他の記事を読む■